いまさら聞けない毛髪知識 4

今日はどうして髪は痛むのかを簡単にお話いたします。

髪の痛みはまず髪の表層部、いわゆるキューティクルの損傷から始まります。毎日のドライヤーの熱、ヘアカラーやパーマなどでキューティクルがはがれ、中の栄養分が流れ出し内側の痛みへと進行していきます。

熱変性・・・毎日ドライヤーですが一か所に集中して熱風をあてすぎる。ヘアアイロンは要注意で長い時間あてたり同じ個所を繰り返し巻きすぎると一発で熱変性を起こしてたんぱく質の構造変化を起こしてしまいます。

髪はたんぱく質でできているとお話ししましたがヘアカラーやパーマ剤に含まれるアルカリ剤という物質はたんぱく質の結びつきを分解してしまいます。それにより毛髪内部のたんぱく質が失われ保湿性もなくなりダメージとなっていくようです。

髪のダメージに様々な原因がありますが日常生活の中での原因を整理すると毎日のシャンプー、髪を乾かすときのドライヤーの熱、、紫外線、ホームカラーなどなど…美容室でのカラー。パーマの施術が原因になっていますので私はいつもお客様の髪の状態に最適な薬剤、技術で対応するように心がけております。

髪のトータルケアはいつもの美容師さんにご相談を!

それでは今日はこの辺で…

2019年05月29日