いまさら聞けない毛髪知識 5
しばらくご無沙汰になっておりましたが毛髪知識 5書いてみたいと思います。
皆様のヘアーライフの参考になればと思います。。。
もうしばらく前になりますがテレビのCMを思い出してください。。。どこかの化粧品メーカーのCMのキャッチコピー…
「えっ!水だったんですか?」
そう言えばあったなと思いだした方もいらっしゃるでしょう。あの頃はずいぶんお客様からも聞かれました。 髪ダメージの原因の一つが水だった…果たしでどうなの…?
結論から言えば、髪は水で痛むんです・・・
本来髪は弱酸性の状態で安定する性質があります。では水は?
残念ながら弱アルカリ性になっているそうです。髪が水に浸るとPHが変化し、毛髪内部のたんぱく質とたんぱく質の間に隙間を作ってしまいます。そしてその隙間に水が浸入し髪を膨らませキューティクルが開いてしまうなどしてしまうようです。他に水に含まれる銅イオンがなんちゃらかんちゃらありますがムズイので割愛いたします。
水は弱アルカリ性の性質ですが、実は多くのパーマ剤やカラー剤はもっと高いPHのアルカリ剤が含まれていてそれを毛髪に塗布することで強制的にキューティクルを開き内部に主剤を入れていく形になります。刺激臭がするのはできるだけアルカリ剤が毛髪内部に残らないよう揮発性を持つアルカリ剤が使われているからです。
話がそれましたがお風呂上りはできるだけ早くご自身にあったトリートメントをつけてドライヤーで乾かすようにしてください。。。髪にやさしくしてあげてください。。。
それでは今日はこの辺で・・・